48歳 男性 がっしりした体格の方でした

青春時代に奥歯を虫歯で失って早25年経ちました。若い頃のように自分の歯でおいしく頂くことは,一生無いものと諦めておりました。特に硬い食べ物には常に用心深く「他の歯まで痛めないように」と食生活の心がけてきました。ところが、積み木崩しのように他の歯まで被害が続出し、やむなく、当歯科クリニックに通院することになった次第です。

通院は長いお付き合いだと思い、治療をお願いして今日まで至ったわけですが、欠損箇所の奥歯については入れ歯の方法しかないものだと思っていました。そこで、高額ではあるが「インプラント」での治療法があることの説明を受けたのです。一瞬ではありますが、すごく悩んだような気がします。しかし、「お願いします」と即答しました。たとえば車を買うには数百万円も出費するわけですが、物品よりも大切なものは何か?それは健康です。健康の始まりは「歯」ではないかと思ったからです。

治療を受けるには、もちろん不安はありました。治療に際して骨に穴を開けること,完治した後もし壊れたらどうなるのだろうか?しかし不安とは逆に治療終了まで意外と短時間でしかも無痛で終了しました。歯を被せるまでには、日数を要したわけですが、特に日常生活には支障は無かったように覚えています。

ところが、完治後食べ物をこんなにおいしく食べたのは何年ぶりだろうか、硬いものを食べて感動したのを今でも忘れません。お金で命は買えません。しかし、立派な「歯」があれば延命はできるものと思っています。何よりもインプラントにして若返ったような気がするのは本当です。今ではありがたく、嬉しく思っております。