当院の目標は,歯周病で歯が抜けない。これだけです。
テレビのCMでよく見るのが。トマトの上に歯が生えていて、トマトがだんだん痛むにつれて、歯が傾いて、最終的にはぬけてしまう。
このCMから分かる事は、、
トマトの部分を守れば良い。
トマトの部分が健康であれば良い。
トマトの部分は,歯茎でその中には骨(歯槽骨)があります。
患者さんは,骨を磨く事は出来ません。骨を強くする事も,守る事も出来ません。
歯茎の部分は、健康になるようにお手入れする事は可能です。
お手いれで、健康を維持し続ける事も、可能です。
歯科医の仕事は、骨の部分を守る段取りを考える事です。
歯科衛生士の仕事は,患者さんとともにトマトの部分(歯茎)の健康法を考える事です。
歯周ポケット検査で、歯茎の健康度をチェックします。
出血、歯茎のゆるみ、歯の動揺の3点です。
位相差顕微鏡で,歯周病菌のチェックをします。
CTや10枚法で骨の状態をチェックします。
口腔内を写真に撮ってお口の中を記録します。
そして、あなたの現在の状態を把握して、あなたと一緒に歯周病対策を始めます。
「この人は,全然大丈夫」「この人は、ここが弱いかな?」「この人は,少し大変だな」
おひとりおひとりでお口の中は違います。不安になる前に、実際に歯が抜けてしまう前に
あなたは、どのタイプなのかを知っていただく事から始めます。全員が同じと言う事はあり得ません。
当然ですが,保険は効きます。
お口はずっと使い続けます。食事におしゃべりに笑顔に。
老後の生活の質を一番左右するのは、お口かもしれません。