顎が痛い お口が開かない

顎が痛い お口が開かない

顎が痛い お口が開かない 食事が出来ない 音が気になる

いわゆる顎関節症です。

治療方針をまず書きます。

1 患側(悪い方)を見極めて、顎関節にかかってるストレスを緩和する。

実はこれだけです。緩和の方法は色々ありますが,一番使用するのはスプリントというプラスティックのマウスピースを夜間つけてもらうだけです。

コツは、調整を症状によってきちんとする(大雑把な言い方ですが)きちんと調整してないマウスピースは百害あって一利無しです。
保険も利きます。

診査診断が出来ないと手を付けては行けないと思っています。

症例を載せます。
顎関節症で来院される方は不安が一杯なので,まずはお話を聞きます。

s1Ⅱ型.001

 

患者さんの言葉で語ってもらいます。

s1Ⅱ型.002もう少し詳しくお話を聞きます。
患者さんの要望も聞いていきます。

s1Ⅱ型.003お口の中は奇麗です 。

s1Ⅱ型.006シロナソと言う器械で噛み合わせのチェックをします。
咬み合わせを見る事で、患者さんが気づかない今の状況が分かります。

s1Ⅱ型.007こういうマウスピースを入れて細かい調整を行います。s1Ⅱ型.008

 

症状がとれました。難しい症例もありますが、基本は資料を取って診断してマウスピースを入れて,細かい調整を行う。

原因は歯にあるかもしれませんが,引き金はストレスの事が多いです。

噛み合わせの症状(音がする,痛い、開きにくい)を改善する事で、身体の色んな症状が変わっていく事を沢山経験しています。

患者さん自身も実は半分気づいているのでは?と思っています。

歯科治療と身体の関係は未だ,不透明ですが良くなる可能性は高いと思っています。