60代の女性の患者さんでした。
以前であれば,滔々と顎関節症についてお話をするか、資料を1時間かけて集めるところです。今は少し違います。
「音が鳴って,一番不安な事は何ですか?」
とお尋ねすると、、、
「手術になるんじゃないか?」「もう手術はしたくない」
他の手術を受けられた時に、大変苦労されたとの事、もう手術はこりごりとのこと。
「大丈夫,顎関節症で手術を行う事は今は絶対にありません」
「じゃあ,良いです。安心しました」
これも治療かなと思う。
そして、、、、
顎関節症は年齢によって、お口の中の状況によって
対応をきっぱりと変えます。